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M-Review

State of the art(胃がんperspective)

HER2陽性の病理判定について

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掲載誌
胃がんperspective Vol.5 No.2 16-23, 2012
著者名
永妻晶子 / 落合淳志
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
胃がんperspective

HER2過剰発現を呈する切除不能進行胃癌に対するトラスツズマブの有効性が証明され, 胃癌においても分子標的治療が現実のものとなった. 胃癌におけるトラスツズマブの投与基準となるHER2過剰発現は乳癌と同様, 免疫組織化学的方法(IHC法)と遺伝子増幅検査を組み合わせて判定されるが, 組織および染色性における違いからその判定基準は胃癌独自のものが用いられている. HER2検査は治療に直接結びつく重要な位置付けであり, 適切な検査の実施に努め, 判定においてはその特徴を熟知する必要がある. 「はじめに」分子生物学的研究の発展により癌の生存や増殖に関連する分子やシグナル伝達経路が解明され, 創薬技術の進歩も相まって特定の分子を標的とした「分子標的治療」が現実のものとなった. 2001年4月にはわが国初の分子標的療法薬であるトラスツズマブ(ハーセプチン(R))が, HER2過剰発現が確認された転移性乳癌に対する治療薬として初めて承認された.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

胃がんperspective2012年6月号(Vol.5 No.2)

専門を横断し,基礎と臨床を融合させた内容で胃癌診療のトータルマネージメントを支援する日本初の胃癌に特化した学術専門雑誌。読みやすくポイントをおさえた誌面で胃癌診療に携わるすべての方々に,明日の研究および臨床の現場に役立つ国内外の最新情報を提供。

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