【特集 肛門管癌と虫垂癌】
【各論―虫垂癌―】虫垂腫瘍の画像診断
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- 掲載誌
- 大腸癌FRONTIER Vol.5 No.2 64-68, 2012
- 著者名
- 吉田理佳 / 石川勉 / 楫靖
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- 大腸癌FRONTIER
「Summary」虫垂腫瘍はまれな疾患であるが, 病理学的に虫垂炎の0.5~1%には虫垂腫瘍が合併している. 日常臨床においてよく遭遇し, 超音波検査やCT検査などの画像診断とのかかわりが増加してきている虫垂炎においては, 虫垂腫瘍の存在を念頭に置いた注意深い読影が重要である. 本稿では虫垂に特徴的な粘液瘤という病態に加えて, 粘液嚢胞腺腫による粘液瘤を先進部とした腸重積, 虫垂炎にて発症した粘液嚢胞腺癌, 虫垂粘液嚢胞腺癌の破裂による腹膜偽粘液腫など粘液瘤に関連した病態も含めCT所見を中心に提示する. 結腸型虫垂癌はCTで病変の部位と広がりを評価することが重要で, 通常の大腸癌と同様に壁肥厚や腫瘤を形成する様子がCTで描出される. 虫垂癌と鑑別を要する疾患についても画像所見を中心に概説する. 「はじめに」虫垂炎の0.5~1%では病理学的に虫垂腫瘍が指摘され1), 虫垂腫瘍の約40%は虫垂炎を合併する2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
