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大腸癌の分子生物学
大腸がんの新しい培養法:多様性の理解への入り口
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- 掲載誌
- 大腸癌FRONTIER Vol.4 No.2 53-57, 2011
- 著者名
- 井上正宏
- 記事体裁
- 連載 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌 / その他
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科 / その他
- 媒体
- 大腸癌FRONTIER
Summary
がんは患者間の相違(多様性)が大きく,新しい診断・治療法の開発に大きな障壁となっている。がん細胞の培養は刺激に対する応答性を観察できることから非常に有用な実験系であるが,がん細胞株やこれまでの初代培養がん細胞はさまざまな問題点があって多様性を解析するには限界がある。われわれは大腸がん患者検体から純化したがん細胞を高効率に培養する技術を開発した。調製の段階から細胞―細胞間接着を維持したまま培養することが重要である。この技術によって患者がん細胞の性質をより忠実に反映する培養が可能になったことから,多様性の理解や,がんの分化や再生メカニズムの研究に発展する可能性がある。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
