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次期改訂に向けて~大腸癌治療ガイドラインの問題点と今後の方向性
術後サーベイランスおよび再発に対する治療
Surveillance after colorectal cancer resection and treatment for recurrence
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- 掲載誌
- 大腸癌FRONTIER Vol.4 No.2 28-35, 2011
- 著者名
- 金光 幸秀 / 小森康司 / 石黒成治
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 一般外科 / 腫瘍内科 / 手術・救急 / 消化器外科
- 媒体
- 大腸癌FRONTIER
Summary
大腸癌治癒切除後には一定の割合で再発することが知られ,このような再発症例において最も効果の高い治療は外科的切除である。外科治療の対象となる再発巣は肝転移と肺転移,および吻合部再発を含めた局所再発であり,いずれも同程度に良好な切除成績が報告されている。そのため,早い段階で再発を発見することは非常に重要と考えられ,大腸癌術後は定期的なサーベイランスが行われ,現在では日欧米が独自のガイドラインでそれぞれの推奨サーベイランス計画を設定している。術後サーベイランスのもう一つの目的は異時性大腸癌の発見であり,日欧米とも大腸内視鏡検査を中心に構成されている。しかし,このような術後のサーベイランスによって無症状の再発や異時性大腸癌を発見することが,切除後の生存率を改善するか否かについては明らかではなく,最適な検査間隔や検査法も標準方法として定められたものはない。至適サーベイランス方法の確立のためには,前向きの臨床研究を積み重ねていくことが大切である。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
