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大腸癌の分子生物学

遺伝子多型とは何でしょうか?大腸癌発生に遺伝子多型は関与しますか?

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掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.1 No.2 65-69, 2008
著者名
井上裕 / 森 正樹
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 消化器外科
媒体
大腸癌FRONTIER

「Summary」ヒトの疾患(common disease)に関連する遺伝子群を包括的に探索する目的で, 全ゲノム遺伝子多型解析が世界中で行われはじめた. 多型解析とは「ある疾患関連遺伝子があり, そのそばに多型部位が存在すれば, 決まってその多型はその疾患と連動するはずだ」という基本原理に基づいた解析法である. 2007年以降, 大腸癌においても報告が相次ぎ, 現在まで6箇所の多型が有力な発症候補とされている. これらの多型に関連する遺伝子候補も報告されるようになった. 全ゲノム遺伝子多型解析法はきわめて有効な遺伝子探索法であると考えられる. 「はじめに」遺伝子多型を手がかりに癌の原因遺伝子に迫る研究が近年盛んに行われており, いくつかの大きな研究成果が報告されはじめた. ある個人間の遺伝子の配列情報を比較していき, 異なった配列がみつかればそれは遺伝子多型と呼ばれるが, このバリエーションには無数の組み合わせが存在する. 一般には, ゲノム上数百塩基に一つの頻度で多型は存在するといわれている.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
大腸癌FRONTIER2008年6月号(Vol.1 No.2)

大腸癌の診断・治療に携わる外科・内科・内視鏡・放射線・病理等の医師を対象とし,大腸癌を外科医や内科医のみの視点でなく,総合的な観点から検討された情報を発信し,診断や治療の進歩のみならず,分子生物学,遺伝子,病理,などを含めて,基礎研究から臨床への橋渡しを行い,さらには,海外の基礎研究・臨床のトピックスを同時並行的に伝えるべく,国際的な視点をもった雑誌を目指しています。

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