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M-Review

目でみるてんかん

てんかんとアート

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掲載誌
Epilepsy Vol.11 No.2 4-5, 2017
著者名
井上有史
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
神経内科 / その他
媒体
Epilepsy

「てんかんをめぐるアート展」が,第50回日本てんかん学会学術集会と同時に開催された.公募された160点余の作品が一般展示され,とても好評であった.
病気のある人を思い,かかわる家族が制作した作品や,医療者の作品もあったが,多くは,てんかんのある本人の作品であった.病気のある生活をテーマにした作品,発作の体験をテーマにした作品,病気からの解放を表現した作品,病気があるなかで制作した作品,そして,家族やかかわる人が支援しながら完成した作品もあった.
ここでは,そのなかで,前兆体験を扱ったひとつの作品を紹介する.来場した人に「印象に残った作品を挙げてください」というアンケートを行ったところ,918票の回答があり,そのうちトップの57票を集めたのがこの作品である.鑑賞者に強い印象を与えたようである.感想には以下のような記述があった:前兆を「見る」ことができ共感した,言葉では知ることができなかったことを鮮やかに感じることができた,不安・心細さ・窮屈さがよく表現されていた,ぎりぎりまで向き合おうとする覚悟に心が震えた,美しさと切なくなる閉塞感が伝わってきた….

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Epilepsy2017年11月号(Vol.11 No.2)

本誌は,分散している情報を集約し,てんかんの適切な医療とケアの向上に貢献することを目的として創刊された。てんかんに関する既存の情報誌の橋渡しとなり,また不足する部分を補うことによって,充実した情報源として役立ちたいと願うてんかんの総合学術誌である。

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