Special Articles(Epilepsy)
②てんかん医療における人道的支援
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- 掲載誌
- Epilepsy Vol.10 No.2 21-26, 2016
- 著者名
- 柳原恵子
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 神経疾患
- 診療科目
- 神経内科
- 媒体
- Epilepsy
現在,てんかん医療の3本柱は,①抗てんかん薬の内服治療,②てんかん食療法(ケトン食療法),③外科治療,であることは疑いない.しかし,本邦においてはこれまで①と③が主流で,②のてんかん食療法の本格的導入はごく最近であり,欧米諸国に比べてかなり遅かった.その理由は,海外ではケトン食療法が高い頻度で導入されるWest 症候群において,本邦では「ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)治療」がすでに絶対的地位を確立していたこと(米国ではACTH が高価であり,韓国ではACTHがなく使えなかった)1),日本食はケトン比がもともと非常に低く,油の多い食事に患者がなじみにくかった,などが推察される.近年,ケトン食が見直されるにつれ,さらに費用面も大きなネックであることがわかってきた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
