てんかん最前線
学校における坐薬の使用
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- 掲載誌
- Epilepsy Vol.8 No.1 39-43, 2014
- 著者名
- 高田哲 / 中塚志麻 / 丸山有希
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 神経疾患 / 小児疾患
- 診療科目
- 小児科
- 媒体
- Epilepsy
「はじめに」 てんかんは小児期に発症することが多い疾患であり, 学校においてもしばしば発作に遭遇する. 橋本1)によれば, てんかんのある子どもの約4分の3は地域の小・中学校に通学している. これまでに, てんかん学会法的問題検討委員会は, 一定の条件のもと, 家族に代わり学校や施設の職員が坐薬を使用できるようにとの提言を行っているが2), 通常学校におけるこれらの子どもたちの発作に対して実際にどのような対応がなされているのかについては十分に知られていない. 2005年に厚生労働省から出された通達3)において, 坐薬は「原則として医行為ではないと考えられるもの」に含まれるとされている. しかし, 学校現場では, 坐薬の使用は現在も医療的行為の一部として捉えられていることが多い. 学校でのけいれん発作への対応については, いまだ, 全国で統一された方針やマニュアルはなく, 学校ごとに個別に対応しているケースが多い. 本論文の目的は, 学校における坐薬使用の現状と課題を報告するとともに, 今後の具体的なあり方について考えることである.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
