本文へ移動
M-Review

ドライアイ外来最前線

順天堂大学医学部附属順天堂医院眼科涙道・ドライアイ外来

購入する

販売サイト「MeReBo」へ


掲載誌
Frontiers in Dry Eye Vol.14 No.2 60-63, 2019
著者名
猪俣武範
記事体裁
連載 / 施設紹介 / 抄録
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科
媒体
Frontiers in Dry Eye

ドライアイはわが国で2,000万人以上が罹患する最も多い眼疾患の一つであり,超高齢社会やデジタル作業の増加などにより今後も増加が予想されています。ドライアイによる眼不快感,眼乾燥感,自覚視力の低下などの多様な症状による視覚の質の低下や作業効率の低下による経済損失が問題となっています。しかし,ドライアイに対する加療はいまだに点眼による対症療法が主体であり,完治する治療方法は存在せず人生の長期にわたり生活の質の低下を引き起こします。そのため,ドライアイの発症や重症化を未然に防ぐ予防医療や先制医療が重要となります。
ドライアイの発症要因は,湿度,花粉,PM2.5などの外的因子,食事・喫煙・運動・コンタクトレンズの装用などの生活習慣,加齢・性別(女性)・家族歴など,さまざまです。これらの発症要因は多因子かつ複合的ですが,これまで個々人にとって最適化された医療は提供されておらず,画一的ともいえる点眼加療が行われてきました。また,ドライアイの自覚症状は,乾燥感のみならず,羞明,眼精疲労,視力の低下など多岐にわたるため,不定愁訴とされ治療が行われないまま見逃される場合もありました。
そこで,当外来では個々人のドライアイの自覚症状や生活習慣に着目し,ドライアイに対する予防医療・個別化医療を目的とした診察を行っています。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Frontiers in Dry Eye2019年秋号(Vol.14 No.2)

悪化すると日常生活に多大な支障を来すドライアイ。QOLが重要視される現代社会において,眼科医のみならず一般の人々の関心も高まっている中,治療薬,検査法の開発動向や診療の現状をタイムリーに紹介します。ドライアイとは何か,そのメカニズム,関連疾患などを一般の人々にも向けて分かりやすく解説しています。

購入する

販売サイト「MeReBo」へ

【座談会 眼精疲労とドライアイの関係】

眼科医が試してみました!ドライアイ関連グッズ