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ドライアイと関連疾患

緑内障手術とドライアイ

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掲載誌
Frontiers in Dry Eye Vol.5 No.1 39-41, 2010
著者名
溝上志朗
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科 / 手術・救急
媒体
Frontiers in Dry Eye

代表的な緑内障手術であるトラベクレクトミーは, 代謝拮抗剤であるマイトマイシンC(MMC)の併用により飛躍的に成績が向上した. しかしながら, 生理的な創傷治癒反応に逆らって形成された濾過胞は, 長期的に濾過胞壁の脆弱化から眼表面バリアの破綻をきたし, 濾過胞感染など視機能を脅かす深刻な合併症をきたすことが問題となっている. さらに, この眼表面に形成された人工的な隆起は涙液層の健常性を損ない, 涙液環境にもさまざまな影響を及ぼす可能性が示唆されている. 「濾過胞とドライアイ」ドライアイは多因子疾患であり, さまざまな要因が眼表面に影響を及ぼす結果, 涙液と上皮の関係に悪循環が生じ, 眼不快感などの眼症状を引き起こすとされる1). このような観点から眼表面に突出した濾過胞の人工的な隆起は, 涙液層の不安定化をもたらすリスクファクターの1つになり得ると考えられる. 図1は, トラベクレクトミーの術後10年が経過した症例である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
Frontiers in Dry Eye2010年春号(Vol.5 No.1)

悪化すると日常生活に多大な支障を来すドライアイ。QOLが重要視される現代社会において,眼科医のみならず一般の人々の関心も高まっている中,治療薬,検査法の開発動向や診療の現状をタイムリーに紹介します。ドライアイとは何か,そのメカニズム,関連疾患などを一般の人々にも向けて分かりやすく解説しています。

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