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M-Review

MESSAGE FROM EDITOR エディターズ・メッセージ(THE GI FOREFRONT)

第32回 ゴールはどこに?

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掲載誌
THE GI FOREFRONT Vol.16 No.2 102-103, 2021
著者名
春間 賢
記事体裁
連載 / コラム / 抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 腫瘍内科
媒体
THE GI FOREFRONT

医療の分野においても,COVID-19の影響で学会や研究会,講演会の多くが延期か中止,あるいはWeb開催となっている。大変な状況下にある。学会の会議もWebで行われつつあり,会議への出席者は増えコストベネフィットにはなったが,終了すると何となく寂しいような気持ちにもなる。やはり,顔と顔をつき合わせて話がしたくなるのが人情かもしれない。講演会や学会がなくなったので,若い先生の面倒をみる機会が多くなっている。若い先生の相手をしてみると,性格の異なる集団が一緒に仕事をしていることがよくわかるようになった。ジャパネットたかたの髙田 明会長の言葉で,「伝えると,伝わるは違う」というフレーズがある。中間管理職という立場があるが,上司から「○○先生に□□をやるように言っておいて」と言われると,中間管理職の先生は,「○○先生が□□と言っている」と下の先生に伝える。事が動いた場合は良いのであるが,全くことが動かないことがあると,上司の先生は中間管理職の先生に,「言ってないのか」と言うと,中間管理職の先生は「私は言いました」と返答する。「もう少しよく理解できるように言って」と言うと,「そこまで言うと,子供ですよ」との返答。まさに,「伝えると,伝わるは違う」のであるが,そのことが中間管理職の先生はよく理解できていないのである。結局,一番重要なのは伝わることなので,相手の行動を見届けなければならない。場合によっては,一緒に事を運ばなければならない。中間管理職の辛いところである。私も,かつては中間管理職の立場にいたことがあり,その大変さはよくよく理解できるが,最終的には自身に結果は返ってくるので,結局は一緒に仕事をすることになり,多々,そのような事態に遭遇した。最近,私は中間管理職に逆戻りの事態となっている。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE GI FOREFRONT2020年12月号(Vol.16 No.2)

・ 新しい潮流にある上部消化器疾患の診療の考え方から,最新の研究動向に至るまでの幅広い情報を日本国内のみならず海外の動向も視野に入れて,年2回提供します。

・ 同領域の半年間の動向を一望できる,新しいスタイルの学術雑誌です。特に専門医を目指す“若手”の方の医学的関心を最大限に引き出します。 


読者対象

実際の消化器病診療に従事している若手医師で,将来専門医を目指したい,または消化管研究にもトライしてみたい人たち

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