特集1 H. pylori除菌後の諸問題
3 バレット食道の頻度は上昇するのか
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- 掲載誌
- THE GI FOREFRONT Vol.11 No.2 26-28, 2016
- 著者名
- 西澤俊宏 / 鈴木秀和
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 感染症
- 診療科目
- 一般内科 / 消化器内科 / 老年科
- 媒体
- THE GI FOREFRONT
Helicobacter pylori(H. pylori)が胃食道逆流を抑制する因子としては,胃粘膜萎縮による酸分泌能の低下,ガストリン分泌亢進による下部食道括約筋圧上昇,内臓脂肪の減少からの腹圧低下などが想定されている。Barrett食道とH. pylori感染の関連についてのメタ解析によるとBarrett食道患者でH. pylori感染率の有意な低下を認めた。しかしながら,H. pylori除菌後にBarrett食道が増加するという報告はない。
「はじめに」Barrett粘膜は,慢性的な胃食道逆流症の結果として,胃酸に弱い食道の重層扁平上皮が徐々に胃酸に強い円柱上皮へ置換された状態である。Barrett粘膜が全周性で最短長が3cm以上のものがBarrett食道と定義されており,long segment Barrett's esophagus(LSBE)と同義語である。それ以外のBarrett粘膜はshort segment Barrett's esophagus(SSBE)とされている。
「はじめに」Barrett粘膜は,慢性的な胃食道逆流症の結果として,胃酸に弱い食道の重層扁平上皮が徐々に胃酸に強い円柱上皮へ置換された状態である。Barrett粘膜が全周性で最短長が3cm以上のものがBarrett食道と定義されており,long segment Barrett's esophagus(LSBE)と同義語である。それ以外のBarrett粘膜はshort segment Barrett's esophagus(SSBE)とされている。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
