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M-Review

【特集 細胞老化update】

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掲載誌
アンチ・エイジング医学 Vol.13 No.4 17, 2017
著者名
南野 徹
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 癌 / アンチエイジング
診療科目
糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
媒体
アンチ・エイジング医学

細胞は一定の分裂後,テロメアの短縮に伴って細胞周期を停止し,細胞老化の状態となる。酸化ストレスやメタボリックストレスなどによりDNA損傷が生じると,テロメア非依存的に分裂を停止し,細胞老化の形質を示すようになる。また,がん遺伝子などによる過剰な増殖シグナルは,DNA メタボリズムの変容などにより細胞老化形質を誘導する。これらの性質は,がんを抑制するための機序と考えられてきたが,過剰な細胞老化シグナルの活性化は,個体老化促進的に働くことがわかってきた。特に,最近の老化細胞除去モデルマウスによる研究では,老化細胞の除去が,心血管疾患や呼吸器疾患を含む加齢関連疾患の病態を改善させること,がん化を促進することなく個体寿命を延長させうることなどが示され,細胞老化による個体老化制御の重要性が再確認されている。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

アンチ・エイジング医学2017年8月号(Vol.13 No.4)

◎ アンチ・エイジング医学に関する最新の基礎的および臨床的知見を特集として紹介

◎ 医療関係者だけでなく,製薬,食品,機器メーカーなど産業界も視野に入れた,産学を繋ぐ誌面構成

◎ エビデンスに基づいた最新の情報を,一般の方に向けてわかりやすく解説

◎ 世界のアンチ・エイジング医学の情報を提供

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