【特集 画像からみたアンチエイジング】
骨盤隔膜の形態の多様性と加齢性変化の指標を考える
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.13 No.1 58-64, 2017
- 著者名
- 山口久美子 / 室生暁 / 藪内朝紀 / 秋田恵一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 泌尿器 / アンチエイジング
- 診療科目
- 泌尿器科 / 放射線科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
- Key Words
- 骨盤隔膜 / 内閉鎖筋 / 肛門挙筋 / 骨盤底筋群 / 加齢性変化
ヒトが直立二足歩行をするようになり,骨盤腔は重力方向に開口するようになった。四つ足動物において腹部内臓が重力方向に下がることにより,骨盤臓器が頭側に引っ張りこまれるのとは対照的である。さらに,腹部は腹筋力による圧力が高い。よって,骨盤腔の下方の開口によって,骨盤内臓が尾方に下降するようになるのは明らかと考えられる。このような下降力に抗して骨盤内臓を支えているのが骨盤出口筋である。骨盤出口筋とは,泌尿生殖器と腸管の端と密接に関係する,骨盤尾側部を閉鎖するのに役立っている骨格筋のことをいう。
この骨盤出口筋だけにより骨盤内臓が支えられているので,その支える力が弱まることは,骨盤内臓脱につながるものと予想はできる。骨盤内臓脱の病態の解析や治療についての研究については非常に多くみられるが,予防的指標となるような研究はほとんどみられなかった。本稿では,明確な骨盤臓器脱のような病態についてではなく,骨盤出口筋の構造ならびに,この領域の加齢性変化の指標となると考えられる構造について考察したい。
「KEY WORDS」骨盤隔膜,内閉鎖筋,肛門挙筋,骨盤底筋群,加齢性変化
この骨盤出口筋だけにより骨盤内臓が支えられているので,その支える力が弱まることは,骨盤内臓脱につながるものと予想はできる。骨盤内臓脱の病態の解析や治療についての研究については非常に多くみられるが,予防的指標となるような研究はほとんどみられなかった。本稿では,明確な骨盤臓器脱のような病態についてではなく,骨盤出口筋の構造ならびに,この領域の加齢性変化の指標となると考えられる構造について考察したい。
「KEY WORDS」骨盤隔膜,内閉鎖筋,肛門挙筋,骨盤底筋群,加齢性変化
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
