特集 認知機能のアンチエイジング
生活習慣病と認知機能アンチエイジング
Anti-aging control of non-genetic risk factors against dementia
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.12 No.4 39-44, 2016
- 著者名
- 里直行
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 精神疾患 / アンチエイジング
- 診療科目
- 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科 / 精神科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
「はじめに」認知症は,高齢化を迎える現代社会において65歳以上の14%が罹患しており,予防・治療法の開発が迫られている。なかでもアルツハイマー病(AD)は認知症の約半数以上を占める。ADには家族性と孤発性があるが,後者が95%以上である。孤発性ADの先天的危険因子としてAPOEε4があげられ,その機序は老人斑の形成促進と考えられている。一方,後天的危険因子として生活習慣病の糖尿病,中年期の高血圧,中年期の脂質異常症があげられる。ADの原因とされるアミロイドβ(Aβ)に対する予防・治療法の開発が進んでいる一方で,後天的危険因子によるADの修飾機序に基づく予防・治療法の開発も求められている。後天的危険因子がAD患者における認知機能を修飾する機序は,血管因子と代謝因子に分けられ,さらに可逆的,不可逆的なものに分けられる(図1)1)。可逆的な血管因子として脳血管反応性が,不可逆的なものとして脳血管病変がある。
「Key Words」アミロイドβ,タウ,糖尿病,インスリン・シグナル,加齢
「Key Words」アミロイドβ,タウ,糖尿病,インスリン・シグナル,加齢
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
