海外だより
Volume 12 パリで私は考えた
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.11 No.2 87-90, 2015
- 著者名
- 米井嘉一 / 小林智子
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 皮膚疾患 / アンチエイジング
- 診療科目
- 皮膚科 / 老年科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
2015年1月29日~2月1日の期間,フランス・パリで開催されたIMCAS(International Master Course on Aging Skin)に参加した。招待されたわけでもなく,発表するわけでもなく,今回は単なる興味本位の視察だった。興味,それは私にとって大きな位置を占める。生きる意欲につながる。興味を失ったら,人間おしまいとまで思っている。そして,もしかすると『海外だより』のネタになるかもしれない,との思惑もあった。1月7日に新聞社「シャルリー・エブド」がイスラム過激派に襲撃されたがなんのその。「ここで予定を変えたらテロリストの言いなりになってしまう」とまでは考えなかったが,とにかくパリに向かう機中の人となった。過去,パリ行きの飛行機でアイルランド人と隣席になることが何回かあった。アイルランドの景気のよい頃だ。かつては,1970年代頃だろうか,アイルランドといえば,申し訳ない話だが,なんとなくIRAとかテロのイメージがあった。ちなみに,IRAとはIrish Republican Armyの略で,当時,北アイルランドの英国からの分離独立を目指すカトリック系住民の反英武力闘争の中心となっていた。しかし,隣席のアイルランド人たちはみんな陽気で,なんとなく私と波長が合う人が多かった。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
