誌上ディベート
肉食の是非 肉食は心身の健康に必要である
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.10 No.3 72-76, 2014
- 著者名
- 高田明和
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 糖尿病 / 栄養管理 / アンチエイジング
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
肉食が健康によくないという主張には2つの根拠があるとされる. 一つは肉食, 特に脂肪摂取が肥満, 糖尿病を誘発する可能性があること, 肉食が心筋梗塞, 脳梗塞などの血栓症を引き起こすということである. しかし, これらの主張はエビデンスに基づいているだろうか. これを検証しよう. 「肥満の学説の変化」肥満については長い間, 摂取カロリー量が消費カロリー量より多い場合に肥満になるというエネルギー説が信じられてきた. これは熱力学第一則に基づく説である. ところが最近, これに対してホルモン説が台頭してきている1)2). まず, 同じカロリーを摂取しても肥満の程度が異なるという所見を紹介しよう. これはAtkins dietと呼ばれるもので, Robert Atkinsによって主張され, 高たんぱく質ダイエットとも呼ばれており, 通常200~300gである炭水化物の摂取量を20~40gと減らし, 糖分の代わりに脂肪を摂取させようというものである.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
