誌上ディベート
肉食の是非
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.10 No.3 71, 2014
- 著者名
- 坪田 一男
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 糖尿病 / 栄養管理 / アンチエイジング
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
今回のバトルは肉食の是非。読者の皆様もそれぞれの考え,好みから,いろいろな意見をお持ちのことと思う。僕自身はもともとお肉が嫌いであるため肉食派ではない。しかし,肉を食べないために,ビタミンB12,タンパク質,鉄がやや欠乏し,血漿アルブミン濃度低下と貧血問題と戦っている。細島康宏先生らが書かれているように,全般的にいえば,肉食は控えたほうが健康にプラスに働くと思われ,さまざまな疾患の予防にもなり,平均寿命も長くなる。しかしながら,最大寿命についてはディスカッションのあるところだ。高田明和先生が論じられているように,肉食によって素晴らしいタンパク質の供給が行われ,特に加齢によるタンパク質不足には肉食は大きな健康プラスになる。本誌で毎回行っている百寿者インタビューにおいても,肉食を避けている人はほとんどいないことを考えると,肉食自体が悪いわけではないだろう。やはりここもバランスと思う。運動もやりすぎればマイナスに働く。肉も食べすぎればマイナスに働く。ちょうどよい運動が健康にプラスに働くように,適度な肉食はプラスに働くに違いない。と思って30年ぶりに肉を食べてみようと思ったが,どうしても食べられない。タンパク質不足よりもごきげんを選択している自分にまた気づいた瞬間である。
・肉食は心身の健康に必要である/高田明和
・「非」の立場から/細島康宏 ほか
・肉食は心身の健康に必要である/高田明和
・「非」の立場から/細島康宏 ほか
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
