【特集 今後期待される新規バイオマーカー】
6 加齢疾患におけるAGEs-RAGE系と関連バイオマーカー
AGEs and RAGE: Potential Biomarkers for Aging-related Disease
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.10 No.1 45-50, 2014
- 著者名
- 山本 靖彦 / 後藤久典 / 山本博
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 糖尿病 / アンチエイジング
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 泌尿器科 / 神経内科 / 老年科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
「はじめに」Advanced glycation end products (AGEs)とは, タンパク質のアミノ基などにグルコースなどの還元糖が非酵素的に反応した結果生じる最終産物の総称である. このような反応は, 糖化反応(グリケーション)と称されたり, この反応の発見者の名をとってメイラード反応とも呼ばれたりする1). これらの生成反応は酵素に依存せず, 循環血液中, 細胞外マトリックス, 細胞内など生体内のいずれのコンパートメントにおいても起こりうる. 持続的高血糖によって糖化反応が促進する代表的な疾患である糖尿病においては, 糖化反応の前期反応物であるHbA1cが, 長期血糖コントロールマーカーとして広く臨床で使用されている. 後期反応産物であるAGEsを測定することも, 糖尿病合併症, 動脈硬化の進展を予測するバイオマーカーとして期待されているところである. また, AGEsのシグナル伝達型受容体であるreceptor for AGEs(RAGE)の機能が知られるようになり, AGEs-RAGE系の病態形成・進展に与える影響の意義も明らかにされてきた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
