【特集 エビデンスに基づいたがん予防】
5 体形・身体活動とがん
Body Fatness and Physical Activity and Risk of Cancer
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.9 No.6 38-43, 2013
- 著者名
- 溝上哲也
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 消化器 / 癌 / アンチエイジング
- 診療科目
- 一般内科 / 一般外科 / 消化器内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 腫瘍内科 / 老年科 / 消化器外科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
「はじめに」世界中で肥満は増え続けている. 欧米人に比べて日本人は肥満が比較的少ないものの, 過体重または肥満(BMI25kg/m2以上)の割合は男性30%, 女性22%であり1), 男性における肥満は増加の一途を辿っている. 肥満は糖尿病や心血管疾患の危険因子として知られるが, 近年, 肥満に関連した炎症やインスリン抵抗性といった病態が, 発がんに関与していることを示唆する実験的・疫学的証拠が蓄積されてきた. また, 都市化や産業化が進んだ現代社会では, 日常生活で体を動かす機会が減っている. 余暇にスポーツを楽しむ人がいるものの, テレビやパソコンの前に座って長時間過ごす人も多い. 身体活動についても, がんとの関連を支持する前向き疫学研究からの結果が相次いでおり, 肥満と並び, がん予防における役割が注目されている. 本稿では, 肥満および身体活動とがんに関する国内外の疫学的知見を中心に概説する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
