編集委員に聞く 日本の知恵を探る
第17回 他力本願
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.9 No.1 93, 2013
- 著者名
- 米井嘉一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器 / 神経疾患 / 骨・関節 / 皮膚疾患 / アンチエイジング
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 皮膚科 / 神経内科 / 老年科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
今回選んだ故事成語「他力本願」と抗加齢医学(アンチエイジング医学)の精神との関連について持論を述べさせていただく. 抗加齢医学の目標は, 日々の健康増進に励み, 生活の質(QOL)を高め, 健康長寿を達成することである. そのためにはあらゆる科学を結集し, 老化のメカニズムを究明し, 老化予防に役立てることが必要となる. 老化の仕方は人それぞれ, 脳神経が老化する人, 骨が老化する人, 血管が老化する人, 皮膚が老化する人, などなど. また, 老化を促進する危険因子(酸化ストレス, 糖化ストレス, 心身ストレスなど)もそれぞれ異なっている. 生物化学的研究のみならず, 老化度の診断には工学技術が, 生体情報の処理には情報処理が必須である. したがって, ありとあらゆる科学を結集してアンチエイジングを極めることが重要である. 私が日本抗加齢医学会の活動に従事するにあたり, 心がけてきたのは「他力本願」の精神である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
