【特集 呼吸器のサイエンス】
呼吸器リハビリテーション
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.8 No.4 45-52, 2012
- 著者名
- 塩谷隆信
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 栄養管理 / アンチエイジング
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / リハビリテーション科 / 老年科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
「呼吸器リハビリテーション」「1. 背景と定義」近年, 慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)において軽症であっても活動性が低下していることが報告されている1)2). さらに, 不活動のCOPD患者の生存率は高活動者に比べて予後が有意に不良で, また多変量解析の結果, 死亡率に大きく関与する因子は日常生活活動(activity of daily living:ADL)であることが報告されている(図1, 2)3). 呼吸器リハビリテーション(以下, 呼吸リハビリ)の目的は, このようなCOPD患者の呼吸困難の軽減, 運動耐容能の改善を介して, 最終的にADLと健康関連QOLを向上させることである4)-7). こうした背景により近年, 呼吸リハビリは, 「患者の症状を軽減し, 健康関連QOLやADLを向上させ, より積極的に社会参加を促すことを目的とし, 呼吸器疾患患者の日常生活活動を全人間的に支援する科学的根拠に基づいた医療介入である」と定義されている4)-6).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。