全文記事
巻頭言
Christopher Peterson先生へのインタビュー
An interview with Dr. Christopher Peterson
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.7 No.6 4-8, 2011
- 著者名
- 坪田 一男
- 記事体裁
- 座談会・対談 / その他 / 全文記事
- 疾患領域
- 精神疾患 / 眼疾患 / アンチエイジング / その他
- 診療科目
- 一般内科 / 眼科 / 老年科 / 心療内科 / 精神科 / その他
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
Introduction
2011年2月号のScienceに“Happy People Live Longer”という総説が紹介された。幸せな人ほど長生きをするというメタアナリシスで,僕はアンチエイジング的に精神面と長寿の関連を証明するエビデンスとして注目している。
そこで,今月の巻頭言は,米国でポジティブサイコロジーという新しい精神的な介入に関する研究をしているクリストファー・ピーターソン先生。「ポジティブサイコロジー」とは,学際的な研究として,欧米で注目されている精神的なアプローチで,今までは「心の病」の治療に焦点が当たっていた精神的なアプローチに,「幸せ(=心の健康)」という違った視点から精神面にアプローチしようという動きである。学問として,心の健康である「幸せ」にも焦点を当てようという新しく確立されつつある分野だ。
この分野ではペンシルバニア大学のセリグマン博士などが有名であるが,今回お話をうかがったのは,ミシガン大学で心理学の教壇に立ち,ポジティブサイコロジーをセリグマン博士とともに牽引しているピーターソン先生である。ピーターソン先生は,2010年秋に「人生を価値あるものにするものは何ですか」というメッセージをキャンパステーマにし,生徒たちに生きる意味などについて考えさせたところ,うつのレベルが下がったという素晴らしいムーブメントを起こした。今回は,ピーターソン先生のこの活動について主にお話をいただいている。
学問としてはこれからの分野ではあるが,「心のアンチエイジング」としてとらえることができるので,是非ご紹介したい。
(坪田 一男)
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
