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巻頭言
Barbara A. Gilchrest先生へのインタビュー
An Interview with Barbara A. Gilchrest
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.7 No.1 4-10, 2011
- 著者名
- 坪田 一男
- 記事体裁
- 座談会・対談 / その他 / 全文記事
- 疾患領域
- アレルギー・免疫 / 皮膚疾患 / アンチエイジング
- 診療科目
- アレルギー科 / 皮膚科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
Introduction
バーバラ先生には,第10回日本抗加齢医学会総会の特別講演に市橋正光会長がお招きされた際に初めてお会いした。すばらしい講演に感動して,今回の巻頭インタビューをさせていただいた。
バーバラ先生は皮膚科医であるが,老化と関連するテロメア研究を始めて面白い発見をした。“DNAダメージコントロール”はまさに加齢に直結する生体反応だ。遺伝子が傷つくと軽ければレスキューしようとし,ひどければ細胞ごと死んでもらう。ところが面白いことに,テロメアの末端のTTAGGGのうち,TTだけ与えると遺伝子の傷がないのにレスキュー反応が始まる。これって細胞をだましているようなもんですよね。たくさん食べてもCRと思わせるCRミミックリーの概念に近い。生体をだまして極限の力を引き出し,アンチエイジングにつなげようという戦略を垣間見た気がしました。
ちなみに,このインタビュー内にT-oligoという単語が出てくるが,これは核酸であるチミンが2つ付いたもの,つまりTT のことを指しています。オリゴ糖は単糖が2つ以上結合したものであり,T-oligoとはチミンが2つということです。
(坪田 一男)
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
