【特集 汗とかゆみ】
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- 掲載誌
- 皮膚アレルギーフロンティア Vol.18 No.1 5, 2020
- 著者名
- 室田浩之
- 記事体裁
- 特集 / 抄録
- 疾患領域
- 皮膚疾患
- 診療科目
- 皮膚科
- 媒体
- 皮膚アレルギーフロンティア
私は今,シドニーで開催されている11th World Congress on Itchの会期中にこの序文を執筆している.この好機に,かゆみ研究のトレンドについて印象に残った内容を紹介しておきたい.
基礎研究では脊椎や脳におけるガストリン放出ペプチド,NK1受容体,そしてMas関連G蛋白質共役受容体(Mrgpr)を介したかゆみのプロセシング機構の解明が飛躍的に進むとともに,アロネーシス(alloknesis)と呼ばれるかゆみ過敏のメカニズム解明に向けた示唆に富む研究成果が多数報告された.臨床研究ではChronic Pruritus of Unknown Origins(CPUO:本邦で言う皮膚瘙痒症とはニュアンスが異なる)やsensitive skinという比較的新しい概念,そしてさまざまな疾患に合併するかゆみの客観的/主観的評価,治療,バイオマーカー探索,病理学や生理学に基づく研究成果について活発な議論が行われた.かゆみの病態に興味のある方はWorld Congress on Itchの運営組織であるInternational Forum for Study of Itch(IFSI[https://www.itchforum.net])のオフィシャルジャーナル“Itch”を読んでみてほしい.
基礎研究では脊椎や脳におけるガストリン放出ペプチド,NK1受容体,そしてMas関連G蛋白質共役受容体(Mrgpr)を介したかゆみのプロセシング機構の解明が飛躍的に進むとともに,アロネーシス(alloknesis)と呼ばれるかゆみ過敏のメカニズム解明に向けた示唆に富む研究成果が多数報告された.臨床研究ではChronic Pruritus of Unknown Origins(CPUO:本邦で言う皮膚瘙痒症とはニュアンスが異なる)やsensitive skinという比較的新しい概念,そしてさまざまな疾患に合併するかゆみの客観的/主観的評価,治療,バイオマーカー探索,病理学や生理学に基づく研究成果について活発な議論が行われた.かゆみの病態に興味のある方はWorld Congress on Itchの運営組織であるInternational Forum for Study of Itch(IFSI[https://www.itchforum.net])のオフィシャルジャーナル“Itch”を読んでみてほしい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
