【特集 アトピーとリンフォーマの接点】
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- 掲載誌
- 皮膚アレルギーフロンティア Vol.16 No.2 5, 2018
- 著者名
- 菅谷誠
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 皮膚疾患
- 診療科目
- 皮膚科
- 媒体
- 皮膚アレルギーフロンティア
アトピー性皮膚炎(atopic dermatitis;AD)患者をフォローしている際,標準的治療の効果が乏しいと,「ひょっとしてリンフォーマの可能性はないか」と不安になることはないだろうか.皮膚科医なのだからADの治療はできて当たり前,というプレッシャーのもと,実はADの臨床ほど多彩で,また治療が工夫できる疾患はないのではないかと考える今日この頃である.
ADの治療が決して容易ではないのはもちろんのこと,菌状息肉症に代表される皮膚リンフォーマを鑑別することは難しい.皮膚リンフォーマの新規患者は日本全体でも年間500人程度であり,多忙な日常診療において,つい鑑別疾患として挙げることを忘れてしまいがちである.リンフォーマの専門的な検査,治療をすべての皮膚科臨床医ができる必要はなく,皮膚リンフォーマを疑うというスタートラインに立つことが最も重要であると考える.ADと皮膚リンフォーマに対して多様な治療選択肢が可能になった今日,両者の病態について正しく理解するとともに,臨床における鑑別点,判断に迷った場合の治療方針などを身に付けておくことが必要であろう.
ADの治療が決して容易ではないのはもちろんのこと,菌状息肉症に代表される皮膚リンフォーマを鑑別することは難しい.皮膚リンフォーマの新規患者は日本全体でも年間500人程度であり,多忙な日常診療において,つい鑑別疾患として挙げることを忘れてしまいがちである.リンフォーマの専門的な検査,治療をすべての皮膚科臨床医ができる必要はなく,皮膚リンフォーマを疑うというスタートラインに立つことが最も重要であると考える.ADと皮膚リンフォーマに対して多様な治療選択肢が可能になった今日,両者の病態について正しく理解するとともに,臨床における鑑別点,判断に迷った場合の治療方針などを身に付けておくことが必要であろう.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
