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M-Review

アレルギーをめぐるトレンド

好塩基球活性化試験

Basophil activation test(BAT)

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掲載誌
皮膚アレルギーフロンティア Vol.14 No.2 46-47, 2016
著者名
平郡隆明
記事体裁
抄録
疾患領域
アレルギー・免疫 / 皮膚疾患
診療科目
アレルギー科 / 皮膚科
媒体
皮膚アレルギーフロンティア

最近,Ⅰ型アレルギーの検査法として普及しつつある検査に,好塩基球活性化試験(BAT)がある.本稿ではその紹介をするとともに,ヒスタミン遊離試験との相違点について解説する.
「はじめに」Ⅰ型アレルギーの検査で,負荷試験や皮膚テストなどのin vivoの検査は信頼性が高いが,アナフィラキシーの危険を伴う.一方,in vitroの検査である抗原特異的IgEは固相抗原に対するIgEの結合を測定するため,安全性は高いが信頼性に欠ける.より生体の反応に近いex vivoのアレルギー検査として,好塩基球活性化試験(basophil activation test;BAT)とヒスタミン遊離試験(hista-mine release test;HRT)がある.
「好塩基球活性化試験」Ⅰ型アレルギーで主要な役割を果たす肥満細胞の代わりに,採血で容易に得ることができる末梢血好塩基球を用いる.肥満細胞と好塩基球は似て非なる細胞であるが,ともに高親和性IgE受容体(FcεRⅠ)を発現し,抗原特異的IgEと抗原で受容体をクロスリンクすると活性化され,ヒスタミンを遊離するという機能的な共通点がある.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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