【特集 アレルギーと性差】
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- 掲載誌
- 皮膚アレルギーフロンティア Vol.13 No.3 5, 2015
- 著者名
- 戸倉新樹
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- アレルギー・免疫 / 皮膚疾患
- 診療科目
- アレルギー科 / 皮膚科
- 媒体
- 皮膚アレルギーフロンティア
国民の約30%が何らかのアレルギーをもっている今日,アレルギーの性差は以前にも増して重要な関心事となっている.乳幼児の気管支喘息は男児に多く,成長するにつれてその差が少なくなり,成人の喘息では女性が男性よりもやや多くなる.これは代表的なアレルギーと性差の例であるが,そのほかのアレルギー疾患も性別により,頻度,重症度,経過が異なる.アレルギー性皮膚疾患においても性差が認められ,アトピー性皮膚炎,蕁麻疹,接触皮膚炎といった代表的疾患で性差がしばしば話題となる.アトピー性皮膚炎は,通常のバリア異常に基づく外因性と,金属アレルギーを高頻度に示す内因性に分けることができる.内因性アトピー性皮膚炎では,女性の患者が多い.これには,単に女性のほうが金属を装飾品として身につけることによって感作される機会が高いためか,あるいはそのほかの免疫学的な理由があるのか不明である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
