【特集 口腔アレルギー】
口腔アレルギー症候群の抗原解析
Allergen analysis of oral allergy syndrome
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- 掲載誌
- 皮膚アレルギーフロンティア Vol.12 No.3 19-22, 2014
- 著者名
- 矢上晶子 / 松永佳世子
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- アレルギー・免疫
- 診療科目
- アレルギー科 / 皮膚科 / 耳鼻咽喉科 / 手術・救急 / 小児科
- 媒体
- 皮膚アレルギーフロンティア
「Summary」近年の抗原解析の進歩により,花粉やラテックスと果物や野菜などの植物性食物とのあいだの交差反応性に基づく食物アレルギーの実態が明らかにされてきている.花粉抗原が関与する場合はpollen-food allergy syndrome(PFAS)と呼ばれ,その主要抗原はBet v 1(PR-10ファミリー), Bet v 2(プロフィリン)である.Latex-fruit syndrome(LFS)の場合はClass 1 chitinaseであり,ラテックスアレルギー患者はクリやバナナ,アボカドにより症状が誘発される.PFASやLFSを引き起こす抗原は,植物の進化の過程で保存され,多種類の植物の細胞に共通して含まれるような酵素や結合性蛋白質であるため幅広い食物により症状が誘発されることが可能となる.これらの食物アレルギーに対する検査法としては,アレルゲンコンポーネントを用いたComponent Resolved Diagnostics;CRDが開発されており,交差反応性抗原を明らかにすることができる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
