アレルギーをめぐるトレンド
アトピー性皮膚炎の疫学研究~石垣島の調査より~
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- 掲載誌
- 皮膚アレルギーフロンティア Vol.10 No.2 62-64, 2012
- 著者名
- 林田清芽 / 竹内聡 / 古江増隆
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- アレルギー・免疫 / 皮膚疾患 / 感染症
- 診療科目
- アレルギー科 / 皮膚科
- 媒体
- 皮膚アレルギーフロンティア
石垣島での疫学研究から, 園児のAD歴は, 男女ともに"瑞患"および"父親のAD歴"に関連した. AD男児では"卵アレルギー歴"と関連し, "卵白とミルクRAST値"も有意に高値だった. また, 感染症では"伝染性膿痂疹"のみがADと関連し, 伝染性軟属腫やヘルペスウイルス感染症との関連は見られなかった. 「はじめに」九州大学皮膚科では, 2001年より毎年石垣市の0~6歳の保育園児700人程度を対象にしたアトピー性皮膚炎(atopic dermatitis; AD)に関する横断研究(Kyushu University Ishigaki Atopic Dermatitis Study; KIDS)を継続して行っており1-4), その疫学的検討結果を少し述べたい. 「性差について」さまざまな疾患で性差があるのは周知の事実だが, ADにおいてはまだ一定のコンセンサスはない. 2001~2008年におけるKIDSの結果では, 各年度におけるAD有病率, 年齢別の有病率, 重症度, 1年以上フォローした児におけるAD新規発症のいずれにも男女差は認められなかった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
