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代謝領域:メルトホミンは,アロマターゼを阻害することにより肺高血圧症の進展を抑制する

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掲載誌
Angiology Frontier Vol.15 No.3 69-71, 2016
著者名
前田 士郎
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 高血圧
診療科目
循環器内科
媒体
Angiology Frontier

肺動脈性肺高血圧(pulmonary arterial hypertension;PAH)は進行性であり,予後は改善されてきているもののいまだ不良である。PAHは女性に多い疾患であるが,一方で男性PAH患者は女性PAH患者よりも予後不良であることが報告されている。エストロゲンなどの性ホルモンが発症および予後に複雑に影響していると考えられているが,詳細な機序は不明である。エストロゲンはアロマターゼの作用によりテストステロンから生成され,アロマターゼ阻害薬はPAHモデル動物において雌においてのみ改善効果を示すことが知られている。メトホルミンは,AMP依存性プロテインキナーゼ(AMP-activated protein kinase;AMPK)活性化により種々の細胞においてさまざまな効果を及ぼす可能性がある。CREBBP-regulated transcription coactivator 2(CRTC2)はアロマターゼ遺伝子のプロモーターに作用するが,AMPKによりその核移行が抑制されることが知られている。本研究では以上のような背景に基づき,PAHモデル動物を用いてメトホルミンのPAH抑制効果とその機序を検討した。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Angiology Frontier2016年12月号(Vol.15 No.3)

○ 末梢循環をめぐる基礎,臨床研究の進展などの最新の話題を臨床の第一線の現場に提供します。

○ 具体的な症例などを紹介し,臨床現場ですぐにお役立ていただける情報を提供します。

○ 診療科を問わずあらゆる「末梢循環障害」に関する情報を提供することで,それぞれの他科に対する相互理解を助けます。


【休刊のお知らせ】

平素は小社発行図書のご愛読を賜り,厚く御礼申し上げます。

さて,小誌『Angiology Frontier』は,「抹消循環障害」をひとつのテーマとして捉え,末梢循環を研究の一端にもつあらゆる診療科からの情報を紹介することで各診療科の橋渡しの実現を目指してまいりましたが,諸般の事情により第15巻3号(2016年12月号)をもちまして休刊させていただくこととなりました。

2002年12月の創刊以来,ご愛読いただきました読者の方々をはじめ,原稿をご執筆いただきました先生方,監修・編集委員ならびに編集アドバイザーの先生方,各関係者の皆様へ,改めまして心より御礼申し上げます。多大なるご支援を賜りまして誠に有難うございました。

今後とも従前と変わらず,弊社刊行物へのご高配とご厚情を賜りますよう,謹んでお願い申し上げます。


株式会社メディカルレビュー社

『Angiology Frontier』編集部

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