特集 血管内治療と外科的治療 Up-To-Date
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- 掲載誌
- Angiology Frontier Vol.15 No.3 12, 2014
- 著者名
- 宮田 哲郎
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器
- 診療科目
- 心臓血管外科
- 媒体
- Angiology Frontier
閉塞性動脈硬化症(ASO)の同義語である末梢動脈疾患(PAD)は近年増加しており,その診療は第一線の医師にとっても重要な位置を占めています。PAD治療のなかで血行再建は重要な部分を担っていますが,まず必要なのは動脈硬化進展防止のために喫煙,糖尿病,高血圧症,脂質異常症といったリスク因子のコントロールを行い,脳心血管イベントを少しでも減らし生命予後を改善する努力です。下肢虚血に関しては多くは無症状のうえ,症候性の多数を占める間歇性跛行患者は運動療法と薬物治療で8割以上が軽快します。このような患者には,治療介入で良好な下肢予後を悪化させないことが重要なポイントです。保存的治療にもかかわらず間歇性跛行が障害となって日常生活の質が低下する場合や,下肢切断の危機に直面している重症下肢虚血の場合にはじめて血行再建が検討されます。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
