腎生理の基礎知識
第30回 生体と腎でのK代謝(2) 腎におけるK輸送:4.尿細管でのK 排泄の調節(1)
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- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.14 No.1 66-71, 2015
- 著者名
- 関根孝司
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 腎臓
- 診療科目
- 一般内科 / 腎臓内科 / 泌尿器科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- Nephrology Frontier
「はじめに」これまでの連載で,①細胞内外でのK+移動,②K+チャネルの構造,③ネフロン分節ごとのK+輸送,④副腎におけるアルドステロン分泌機構,について記してきた.今回と次回の2回の連載で,ネフロン分節におけるK+分泌調節機構について記す.今回は管腔内外の様々な因子(アルドステロンの尿細管への作用の分子については次回,詳細に述べる)について説明する.
「尿細管(主に集合管)においてK分泌に影響を与える因子」図1に,接合尿細管(connecting tubule:CNT)および集合管(collecting duct:CD)におけるK分泌に影響を与える因子を列挙した1).これら遠位部尿細管においては,血管側(基底側膜側:peritubular fluid)からのアルドステロン作用以外にも様々な因子がK+分泌に関与していることがわかる.管腔側からは,管腔液の流量,Na+濃度,K+濃度,さらにバソプレシンなどが影響する.また,血管側からはperitubular fluidのK+濃度やpHなどが影響することがわかる.今回は特に,図1の四角で囲んだ因子について述べる.
「尿細管(主に集合管)においてK分泌に影響を与える因子」図1に,接合尿細管(connecting tubule:CNT)および集合管(collecting duct:CD)におけるK分泌に影響を与える因子を列挙した1).これら遠位部尿細管においては,血管側(基底側膜側:peritubular fluid)からのアルドステロン作用以外にも様々な因子がK+分泌に関与していることがわかる.管腔側からは,管腔液の流量,Na+濃度,K+濃度,さらにバソプレシンなどが影響する.また,血管側からはperitubular fluidのK+濃度やpHなどが影響することがわかる.今回は特に,図1の四角で囲んだ因子について述べる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
