腎研究最前線―Up Date Nephrology
バイオマーカー(3)各論~CKDを中心に
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- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.12 No.2 78-80, 2013
- 著者名
- 菅谷健
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 腎臓
- 診療科目
- 一般内科 / 腎臓内科 / 泌尿器科 / 老年科
- 媒体
- Nephrology Frontier
「はじめに」これまで2回の連載において, レギュラトリーサイエンスの観点からのバイオマーカーと, 急性腎障害(AKI)および腎毒性の側面から見たバイオマーカーについて取り上げた. 最終回は治療有効性の側面から主として慢性腎疾患(CKD)の臨床診断指標について概説する. 古典的なCKDの指標, いわゆるABCマーカー(albumin, BUN, creatinine)については第1回に記載したため, その他の新しい保険収載項目を中心に, プロテオミクスを活用した意欲的なバイオマーカー研究についても紹介したい. 「血中指標」「血清シスタチンC」シスタチンCは分子量約13kDaの糖鎖修飾のないシステインプロテアーゼインヒビター機能を有する蛋白として, 全身の有核細胞から一定量が産生, 血中に分泌される. 他の血漿蛋白と複合体を形成せず, 糸球体で濾過された後, 近位尿細管で再吸収を受けアミノ酸に分解されるため, 血中再循環がない.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
