腎研究最前線―Up Date Nephrology
腎疾患動物モデル(3)高血圧モデル(3)高血圧自然発症ラット(SHR)
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- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.8 No.2 69-71, 2009
- 著者名
- 上原誉志夫
- 記事体裁
- 連載 / 全文記事
- 疾患領域
- 高血圧 / 腎臓 / 脳血管障害
- 診療科目
- 循環器内科 / 腎臓内科 / 神経内科
- 媒体
- Nephrology Frontier
「はじめに」高血圧自然発症ラット(spontaneously hypertention rat:SHR)は, 1963年にOkamotoらにより日本循環器学会誌に初めて掲載されて以来, ヒト高血圧のモデルとして広く高血圧研究に寄与し, 日本の誇れる世界的成果と言える1). その後, 脳出血, 脳梗塞を高頻度に合併する易脳卒中高血圧自然発症ラット(stroke-prone spontaneously hypertention rat:SHRSP)が分離され, 易脳卒中のみならず心臓血管系障害を高頻度に起こすことから, 高血圧性臓器障害モデルとして研究に寄与してきた2)3). 最近は, 遺伝子工学の導入でトランスジェニックまたはノックアウト動物が使用できるようになり, 研究において単一遺伝子の発現を評価できるようになった. しかし, PudMed上のSHRでのヒット数が論文17,371編, レビュー880編, 一方でDahl食塩感受性ラットのそれが1,728編, 115編であることと比べても, SHRがいかに広く研究されてきたかがわかる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
