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統合失調症の責任能力と医療観察法
入院処遇の実際と問題点
Practice and problems of treatments in forensic psychiatric ward
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- 掲載誌
- Schizophrenia Frontier Vol.12 No.3 23-28, 2011
- 著者名
- 石丸正吾
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 精神疾患 / その他
- 診療科目
- 精神科 / その他
- 媒体
- Schizophrenia Frontier
要約
入院処遇では,各対象者を担当する多職種チーム(MDT)が共通評価項目に基づき対象者の評価を行い,治療計画が立案される。その治療計画は,マイウェイプログラムを通じてMDTと対象者自身が協同して最終的に決定し,実践に移される。治療計画そのものは,各対象者が有する個別性が何よりも重視され,個別および集団治療プログラムを併用して組み立てられていく。治療評価会議などの各種会議にて治療経過が定期的に評価され,新たな治療実践に移るというサイクルを絶えず繰り返しながら治療は進捗していく。入院処遇の問題点としては,充実した治療環境に起因するもの,当院の広大な担当エリアと医療・福祉の地域格差に起因するもの,治療困難例に関するもの,ダイバージョン,身体合併症治療に関するものが挙げられる。今後もわれわれはこれらの問題点の改善にも取り組みながら,より良質の入院処遇を提供できるよう努力を続けていきたいと考えている。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
