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M-Review

OPINION

臍帯血バンク細胞無届け投与事件を受けて

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掲載誌
再生医療 Vol.16 No.4 7, 2017
著者名
髙橋 政代
記事体裁
抄録
疾患領域
再生医療
診療科目
その他
媒体
再生医療

「再生医療」という言葉は罪作りな言葉である。従来,「再生」とは元通りに修復されることを指していたからだ。ところが,1990年代中頃から細胞治療にもこの呼称が使われだし,さらにiPS細胞が出現し,再生医療は一般の人々に魔法の治療のように誤解されているきらいがある。研究段階から公にすることは難病に苦しむ人々に希望を与えるが,一方で過剰な期待(残酷な希望)を与えることにもなりがちである。再生医療研究に携わるものはそれを十分に認識して当たる必要がある。
ところが,そのイメージを悪用してあたかも効果が証明された治療のように説明して細胞投与を行うクリニックが日本では多数存在した。また,世界からも日本でそのような自由診療が野放しであることを非難する意見を聞くことが多くなったことも受けて,再生医療等安全確保法が制定された。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

再生医療2017年11月号(Vol.16 No.4)

・様々な領域の学会会員の意見交換の場となるような誌面提供

・海外での研究情報を迅速に紹介

・再生医療の実用化に向けてベンチャーの果たす役割とは

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