Review(再生医療)
ヒト人工染色体を用いた遺伝子・再生医療へ向けて
Towards gene- and cell-therapy using human artificial chromosomes
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- 掲載誌
- 再生医療 Vol.12 No.4 34-51, 2013
- 著者名
- 宇野愛海 / 香月康宏 / 押村光雄
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 血液 / 神経疾患 / 眼疾患 / 再生医療
- 診療科目
- 神経内科 / 血液内科
- 媒体
- 再生医療
「はじめに」さまざまな組織細胞に分化することのできる誘導多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell:iPS cell)は今後の再生医療の実現に大きな貢献をすることが期待されている1)2). このiPS細胞は疾患患者のあらゆる組織から作製可能であり, 特に, 末梢血中の単球細胞等から樹立できる簡便性により, オーダーメイド医療が可能と考えられる3). 最近, 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)高橋政代氏ら主導の滲出型加齢黄斑変性症において世界初のiPS細胞を用いた臨床試験が厚生労働省により承認され, 来年度から実際に臨床研究がスタートすることが計画されている4)5). さらに, 疾患患者由来のiPS細胞を樹立し, 欠損遺伝子を修復し機能的な細胞へと分化誘導させ, 患者に移植することで, 拒絶反応のないオーダーメイド遺伝子・再生医療への実現が期待されている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
