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iPS細胞研究の最前線―この1年の進歩
Ⅲ.iPS細胞と生命機能(さきがけ課題研究) 体細胞核移植におけるリプログラミング促進技術の開発
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- 掲載誌
- 再生医療 Vol.8 No.3 43-46, 2009
- 著者名
- 岸上哲士 / 矢持隆之 / 松原圭吾 / 細井美彦
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 再生医療
- 診療科目
- 循環器内科 / 心臓血管外科 / 呼吸器内科 / 脳神経外科 / 整形外科 / 産婦人科 / 消化器内科 / 形成外科 / 腎臓内科 / 皮膚科 / 泌尿器科 / 神経内科 / 眼科 / 血液内科 / 耳鼻咽喉科 / 小児科 / 消化器外科
- 媒体
- 再生医療
「はじめに」最終分化した体細胞核が再び全能性を再獲得しえることが, 世界初の体細胞クローン動物, "ドリー"の誕生によって初めて示された. 一方, 体細胞から分化多能性の再獲得については, 核移植技術により作出されるES細胞(ntES細胞)に加えて, Oct3/4, Klf4, Sox2, c-Mycの4つの転写因子によるリプログラミングという画期的なiPS細胞技術が開発された. これら2つの技術は, 共通の分子機構に基づくものだろうか? 核移植により体細胞核を全能性へとリプログラミングする因子は卵子細胞質中にあると考えられるが, その詳細については不明である. 体細胞がリプログラミングされる1細胞期の胚には, iPS細胞技術で用いられる因子のうちOct3/4およびLin28の発現は認められるが他の因子は確認されていない. 一方, 体細胞リプログラミング技術が抱える共通の問題として, その作出効率の低さが挙げられる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
