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M-Review

治療(インフルエンザ)

小児におけるバロキサビル マルボキシルの効果

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掲載誌
インフルエンザ Vol.21 No.1 25-29, 2020
著者名
佐藤 晶論
記事体裁
連載 / 抄録
疾患領域
呼吸器 / 小児疾患 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 小児科
媒体
インフルエンザ
Key Words
インフルエンザ / バロキサビル マルボキシル / 変異 / 小児

小児を対象としたバロキサビル マルボキシル(以下バロキサビル)の臨床試験では,バロキサビル投与例のうち20%を超える患者で,投与後にPA サブユニットのアミノ酸に変異(I38X)がみられる薬剤低感受性ウイルスが検出され,上市後も同様の報告がみられる.変異ウイルス非検出例と変異ウイルス検出例とを比較すると,内服後の有熱期間に有意差はないが,変異ウイルス検出例では臨床症状が改善するまでに長時間要することが報告されている.さらに,少ないながらも変異ウイルスが他者へ伝播した例も報告されている.バロキサビルが本格的に投与されてからまだ間もなく,データは十分とはいえないため,今後もデータを蓄積する必要がある.
「KEY WORDS」インフルエンザ,バロキサビル マルボキシル,変異,小児

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

インフルエンザ2020年3月号(Vol.21 No.1)

「インフルエンザ」に関する情報を必要とするあらゆる領域の一般臨床医,基礎研究者,学生などを読者対象に,ウイルス学の最新の研究成果から,公衆衛生的見地に立った予防対策まで,インフルエンザ領域の情報を継続して提供する。

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