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M-Review

専門家に聞くインフルエンザウイルス講座

第2回 インフルエンザウイルスの宿主域と命名法

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掲載誌
インフルエンザ Vol.15 No.2 53-55, 2014
著者名
小澤真 / 河岡 義裕
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
インフルエンザ

「インフルエンザウイルスの宿主域 ~動物インフルエンザ~」 インフルエンザウイルスは, ヒトだけでなく, 家禽やブタなどの畜産動物, 野鳥をはじめとする野生動物, 競走馬のような産業動物, あるいはイヌのような愛玩動物など, さまざまな動物に感染し, 病気を起こします. このように, ヒトを含めた複数の動物種間で伝播する感染症を, 人獣共通感染症と呼びます. ただし, これらの動物種から共通して分離されるインフルエンザウイルスはA型ウイルスのみで, B型あるいはC型ウイルスがヒト以外の動物から分離されることはほとんどありません. また, A型ウイルスも, 各動物種において固有のウイルス系統が流行を繰り返しているのが実状で, 異なる動物種間を頻繁に伝播しているわけではありません. A型インフルエンザウイルスは, ウイルス粒子表面の2種類の糖蛋白質, ヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)の抗原性により16種類のHA亜型と9種類のNA亜型に分類されますが, 特定の動物種から頻繁に分離されるウイルスのHAおよびNA亜型は, ある程度限定されています.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

インフルエンザ2014年4月号(Vol.15 No.2)

「インフルエンザ」に関する情報を必要とするあらゆる領域の一般臨床医,基礎研究者,学生などを読者対象に,ウイルス学の最新の研究成果から,公衆衛生的見地に立った予防対策まで,インフルエンザ領域の情報を継続して提供する。

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