巻頭言
医学部の基礎講座
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- 掲載誌
- インフルエンザ Vol.13 No.2 5-6, 2012
- 著者名
- 齋藤玲子
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 感染症
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- インフルエンザ
本誌の巻頭言ということでインフルエンザに関連することと考えてみたが, 2009年に起こったパンデミックが一息つき, 再び「インターパンデミック」に入った今, 若輩の私が何をかいわんやというところである. このため, インフルエンザのことではなく, 医学部の基礎医学教室の運営を担うという目線で, 地方大学の現状について所感を述べさせていただきたいと思う. 1つは, 地方大学の医学部の基礎講座では, 「研究者不足」が顕著だということである. 医学部では医師になることを前提としているため, 5年生, 6年生は病院実習を行っており, 卒論生が最終年次に教室に所属して研究を行うことはない. ここで第一に教室に所属する若手の研究者が他学部に比べて少ない. 学部生であっても, わいわいとみんなで研究しているうちに生まれてくるものもあるだろう. 実際にインスリンの発見も, 医学部の学生が指導教官とともに夏休みに取り組んだものであったという.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
