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M-Review

長い時空を旅する血液

水陸両用の身体:ロシアのシンクロナイズドスイミングの選手の恐るべき循環の秘密

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掲載誌
血管医学 Vol.17 No.3 123-126, 2016
著者名
丸山 征郎
記事体裁
抄録
疾患領域
高血圧 / 血液 / 呼吸器
診療科目
血液内科 / 循環器内科
媒体
血管医学

環境や設備問題,直前のジカ熱問題で開催が危ぶまれていたリオでのオリンピックもさしたる問題もなく,無事終了した.私が一番関心を持っていたマラソンは男女ともに惨敗で,大いに落胆したが,想いもよらないところで,ひとつの大きな収穫があった.それは人間の心身の可能性の大きさ,深さという点に対する驚愕である.今回はそれを血液の循環という視点から眺めることとする.

「ヒトの体内に潜む恐るべき適応能と可塑性・可能性」

オリンピックや一流選手の競技を観ると,とても人間ワザとは思えないパフォーマンスや記録に驚嘆する.いったい,彼ら,彼女らの心身機能,小脳機能・運動神経はどうなっているのか,と医学生理学的な疑問を抱く.さらに,パラリンピック選手をみていると,生来の,あるいは何かの不慮の事故で,突然わが身に振り掛かってきた身体機能のハンディキャップに負けることなく,驚くべき新たな機能を獲得している.まさに感動と驚嘆である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

血管医学2016年10月号(Vol.17 No.3)

血管特有の疾患にとどまらず,血管を研究するという Vascular Biology の切り口を通じて,全身のあらゆる臓器の病態に関する研究を再構築する Vascular Medicine の確立のために,その一助となる雑誌を目指す。


【休刊のご案内と御礼】

平素より格別のご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

さて、弊誌『血管医学―Vascular Biology & Medicine―』は、血管と臓器の機能メカニズムの理解から、各種疾患の治療および予防に結び付けるための最新情報を提供する雑誌として発刊を続けてまいりましたが、諸般の事情により本号2016年10月号(第75号)をもちまして休刊させていただくこととなりました。

2000年10月の創刊より17年の長きにわたり弊誌を温かく支えてくださいました読者の方々、編集顧問・編集アドバイザーの先生方、本誌にご執筆いただきました諸先生方、そして本誌のご企画にご尽力いただきました編集委員の先生方に、改めて心より御礼申し上げます。


株式会社メディカルレビュー社

『血管医学』編集部

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