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M-Review

特集 肺高血圧症の最新知見と新展開

肺高血圧症発症メカニズムにおける性ホルモンの役割

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掲載誌
血管医学 Vol.17 No.3 37-44, 2016
著者名
小垣 滋豊
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 高血圧 / 血液 / 呼吸器
診療科目
産婦人科 / 血液内科 / 循環器内科
媒体
血管医学
Key Words
エストロゲン,エストロゲン受容体,性ホルモン代謝産物,BMPシグナル,肺高血圧症

「Summary」肺高血圧症の原因はさまざまであるが,多くの肺高血圧症で女性が男性より多い傾向にあることは古くから知られている.一方で,ほとんどの実験的肺高血圧症において,メスや女性ホルモンは肺高血圧症発症に抑制的に働くことが示されてきた.この「estrogen paradox」は長らく謎に包まれていたが,近年,肺高血圧症における性ホルモンの研究が積み重ねられ,性ホルモンとその代謝産物が肺高血圧症発症に及ぼす影響や,性ホルモンとBMPR(bone morphogenetic protein receptor)シグナルのクロストークなどが明らかにされつつある.本稿では,肺高血圧症の疫学を起点に,肺高血圧症発症メカニズムにおける性ホルモンの役割に焦点を当て,基礎的・臨床的側面から最近の知見を紹介する.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

血管医学2016年10月号(Vol.17 No.3)

血管特有の疾患にとどまらず,血管を研究するという Vascular Biology の切り口を通じて,全身のあらゆる臓器の病態に関する研究を再構築する Vascular Medicine の確立のために,その一助となる雑誌を目指す。


【休刊のご案内と御礼】

平素より格別のご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

さて、弊誌『血管医学―Vascular Biology & Medicine―』は、血管と臓器の機能メカニズムの理解から、各種疾患の治療および予防に結び付けるための最新情報を提供する雑誌として発刊を続けてまいりましたが、諸般の事情により本号2016年10月号(第75号)をもちまして休刊させていただくこととなりました。

2000年10月の創刊より17年の長きにわたり弊誌を温かく支えてくださいました読者の方々、編集顧問・編集アドバイザーの先生方、本誌にご執筆いただきました諸先生方、そして本誌のご企画にご尽力いただきました編集委員の先生方に、改めて心より御礼申し上げます。


株式会社メディカルレビュー社

『血管医学』編集部

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