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マイクロRNAと血管疾患

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掲載誌
血管医学 Vol.17 No.1 71-76, 2016
著者名
樋田京子
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 代謝・内分泌 / 血液 / 脳血管障害 / 癌
診療科目
一般外科 / 循環器内科 / 心臓血管外科 / 脳神経外科 / 神経内科 / 血液内科 / 腫瘍内科
媒体
血管医学

全身の至る所に張り巡らされた血管はさまざまな疾患の発症,進展に大きく関与している.部位や組織によらず同一の性質を持つと思われてきた血管は疾患によって,また病期や個人によってその性状が異なることが知られるようになってきた.こうした血管の多様性のメカニズムに血管内皮細胞や周皮細胞などが発現するmiRNA,さらにそれらを含む細胞外小胞(EV)の関与が注目を集めている.本稿では血管疾患において報告されているmiRNAについて概説する.
「はじめに」血管は全身に広く分布し,組織に血液や酸素,栄養素などを運ぶだけではなく,組織の発生過程・臓器形成・維持やさまざまな疾患の発症や進行にも多彩な役割を果たしている.内科医William Oslerの「ヒトは血管とともに老いる」という言葉にもあるように,老化を含むさまざまな病態には血管の病変が深く関与している.
「KEY WORD」miRNA,細胞外小胞(EV),血管,癌,転移,心疾患,脳血管疾患,血管新生

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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