【特集 再生医学と血管】
iPS細胞を用いた血管再生研究の展望と課題
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- 掲載誌
- 血管医学 Vol.17 No.1 25-31, 2016
- 著者名
- 吉田善紀
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器 / 再生医療
- 診療科目
- 循環器内科 / 心臓血管外科
- 媒体
- 血管医学
「Summary」多能性幹細胞は自己複製能と分化多能性を持つ細胞である.iPS細胞は体細胞にリプログラミング因子を導入することにより樹立可能であり,受精卵から樹立されるES細胞とほぼ同等の性質を持つ.ES/iPS細胞からは血管内皮細胞,壁細胞,心筋細胞が分化誘導可能であり,これらの細胞を動物に移植することにより,血管再生や心筋再生の研究が進められている.現在,再生医療用iPS細胞ストック整備事業も進められており,今後,細胞移植による治療効果や安全性の検証を進めることにより,臨床応用の実現化が期待される.
「はじめに」心血管疾患は,本邦においても悪性新生物とともに主要な死因のひとつである.心筋梗塞・狭心症などの冠動脈疾患や末梢動脈疾患(peripheral arterial disease:PAD)などの虚血性疾患に対して,バイパス手術やカテーテルを用いた血行再建術が行われているが,病変がびまん性であったり,従来の治療に対して抵抗性・難治性のものも少なくなく,再生医療の発展が期待されている.
「Key words」iPS細胞,リプログラミング,血管内皮細胞,心筋細胞,therapeutic angiogenesis
「はじめに」心血管疾患は,本邦においても悪性新生物とともに主要な死因のひとつである.心筋梗塞・狭心症などの冠動脈疾患や末梢動脈疾患(peripheral arterial disease:PAD)などの虚血性疾患に対して,バイパス手術やカテーテルを用いた血行再建術が行われているが,病変がびまん性であったり,従来の治療に対して抵抗性・難治性のものも少なくなく,再生医療の発展が期待されている.
「Key words」iPS細胞,リプログラミング,血管内皮細胞,心筋細胞,therapeutic angiogenesis
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
