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M-Review

【特集 インクレチン製剤と心血管代謝病】

インクレチン関連薬の腎保護効果

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掲載誌
血管医学 Vol.15 No.4 49-56, 2014
著者名
四方 賢一 / 小寺 亮
記事体裁
抄録
疾患領域
糖尿病 / 腎臓
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 泌尿器科 / 神経内科 / 老年科 / 小児科
媒体
血管医学

「Summary」インクレチン関連薬は血糖依存性のインスリン分泌作用のみならず,多臓器にも有益な作用があることが報告されている.腎臓もそのうちのひとつであり,多くがpreclinicalにおける検討であるが,徐々にclinicalにおける検討も集積しつつある.その作用は,尿細管におけるナトリウム再吸収抑制作用,抗酸化・抗炎症作用,抗アポトーシス作用などであるが,近年,線維化の抑制作用についても報告がみられる.インクレチン関連薬に期待される作用機序としては,インクレチンそのものによるものから薬剤の特性によるものなどが想定されている.本稿では糖尿病性腎症のみならず,インクレチン関連薬の腎保護効果の可能性について概説する.
「Key words」GLP-1受容体作動薬,DPP-4阻害薬,ナトリウム再吸収抑制作用,抗酸化・抗炎症作用,抗アポトーシス作用

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

血管医学2014年12月号(Vol.15 No.4)

血管特有の疾患にとどまらず,血管を研究するという Vascular Biology の切り口を通じて,全身のあらゆる臓器の病態に関する研究を再構築する Vascular Medicine の確立のために,その一助となる雑誌を目指す。

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