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生活習慣病と癌の基盤病態としての慢性炎症
慢性腎臓病と炎症
(尿細管間質障害と炎症)
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- 掲載誌
- 血管医学 Vol.12 No.1 59-66, 2011
- 著者名
- 西裕志 / 南学 正臣
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 循環器 / 腎臓
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科
- 媒体
- 血管医学
Summary
腎疾患と炎症の関連はよく知られている.たとえば,現存する原発性糸球体腎炎の治療の主体はステロイドを代表とする抗炎症療法であり,近年では慢性腎臓病患者における全身背景や予後不良因子としての栄養障害・炎症・動脈硬化(malnutrition-inflammationatherosclerosis;MIA)症候群が注目されている.腎臓の解剖学的な構成要素のうち,とくに尿細管間質領域はその障害程度が腎予後を規定することが知られており,間質病変の形成機序は,炎症細胞の直接作用,低酸素・酸化ストレス,小胞体ストレスなど,炎症と関連してこれまでにも多面的に説明されている.今後,炎症から間質病変に至るカスケードを阻害し得る治療標的の開発が期待される.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
