循環器のエイジングバイオロジー
【Overview】循環器系の老化と病態
~本特集のねらいも含めて~
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- 掲載誌
- 血管医学 Vol.11 No.2 7-10, 2010
- 著者名
- 大内 尉義
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 循環器 / 高血圧
- 診療科目
- 循環器内科 / 腎臓内科 / 老年科
- 媒体
- 血管医学
「本特集号のねらい」加齢に伴い, 身体各臓器に種々の形態的, 機能的変化が生じる. 一般的には, それだけで何らかの疾病が起こるというわけではなく, 生体にさらに病的要因が加わったときに初めてある疾病が発症する. すなわち, 各臓器の加齢変化は加齢に伴う疾病の易発症性を高めるはたらきを有しており, この意味で, 各臓器の加齢変化は疾病の基盤を作るといえる. 本特集では, 循環器系の老化に関する基礎的研究の最新の成果を紹介することを目的としているが, まず, 加齢とともに循環器系にどのような変化が生じ, それらが高齢者における循環器疾患の発症にどのように関連しているかということについて述べる. 内容はある意味で古典的であるが, 循環系の老化と疾患の関係について知っておくべき基本的な事柄である. 循環器系の老化に関する研究領域は国際的にも研究の蓄積があまりなく, また一般的な老化の機序に関する研究がどのように進展しているかについても知っておくべきと考え, 最初に老化あるいは抗老化遺伝子, テロメアに関する最新の研究を紹介して頂く(特集1, 特集2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
