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DDSの現状

抗体医薬品の臨床

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掲載誌
血管医学 Vol.11 No.1 83-88, 2010
著者名
佐々木茂 / 今井浩三
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
血管医学

現在, 分子標的薬が非常に注目され, 低分子化合物や抗体医薬品が多くのがんに対してさまざまに試みられている. 作製に要する費用の問題などから, 抗体医薬品よりむしろ低分子化合物のほうが数多くの臨床試験が行われ, 実際の臨床にも使われ始めている. 一方, 副作用の観点からは, より選択的な安全な治療薬として抗体医薬品が期待され脚光を浴びている. さらに, がん種によっては標準治療の一翼を担っているものもすでに存在してきている. このような状況から本稿では, 現在すでにわが国において認可されている抗体医薬品の現状を示し, さらに, われわれが現在行っている肝細胞がんに対する抗FGFR1抗体を用いた新しい治療法の開発について述べたい. 「はじめに」これまでの多くのがんの研究にもかかわらず, その成果ががんの発生抑止や, ひいては死亡率の低下に関して, 人類に大きな恵みをもたらしているとは言い難いのが, がん研究やがん医療の現状である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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